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コラム「えにしの戯言」はりきゅう施術

【コラム】リンパが詰まると何が起こるのか!?【奈良市 鍼灸 整体】

こんにちは。

奈良市の鍼灸整体師 えにし堂鍼灸整骨院の福井です🤗

今回は施術中の患者様とするトーク内容をコラム的にご紹介したいと思います!

施術中って結構重要なことをサラッと話していることが多いので

こちらでご紹介したいと思います!

それではいってみましょう!

あえて「軽い感じの読み物」として少し稚拙な文章を意識しております。ご了承ください🙇‍♂️

リンパが詰まってますねー!

マッサージ屋さんとか、エステサロンで

「ここのリンパが詰まってますねー!流しておきますね!」

で、メッチャゴリゴリされて

いたたたた!!!!

って経験ありませんか?

「痛いのはリンパが詰まってるからですよ!」

これってホンマなん?🤔

そんな質問があった気がする(遠い目)

と言うことで、

リンパの話と浮腫みの話をしようと思います。

1.リンパってなんぞ?

そもそも、リンパってなんぞ?

ここを理解していないと話が進まないわけです。

一般的に「リンパ」というと

  • リンパ液
  • リンパ管
  • リンパ節

以上の3つのどれかを指すことになります。

一つずつ簡単に解説しますね😉

リンパ液

リンパ管に流れている液のことです。

主に体内の余分な水分で排泄されたり、再利用される液体。

下水みたいなイメージ。

これが細胞内や細胞間(細胞同士の間)に溜まるとむくみになる。

リンパ管

リンパ液が流れる管。

水道管みたいなイメージ。

全身を網目状に網羅しているのでどこにでもある。

逆流しないように逆止弁がある。

詰まったら大変💦

(多少なら別ルートがあるから問題ないよ)

リンパ節

よく詰まってるって言われるところ。

リンパ管が集まって来て、リンパ液内のウイルスや菌などを排除するところ

下水処理場のイメージ。

有名なのは鎖骨・腋窩(脇下)・膝窩(膝裏)のリンパ節。

でも実は全身に400個以上あるらしいです😳

番外・リンパ球

主に骨髄の造血幹細胞から作られる免疫細胞で、白血球グループの一員。

骨髄以外にも胸腺・肝臓も関係する。

今回の話の中ではリンパ液の中にもいる。

役割は?

と、まぁこんな感じでリンパと言っても色々な役割・部署があるわけです。

ここまでをまとめると、

リンパは排泄免疫のふたつの役割がある!

とりあえず、これだけ覚えて帰ってくださいね😊

2.リンパが詰まるってどういうこと?

次に「リンパが詰まるってどういうこと?問題

行ってみましょう。

リンパマッサージのお店に行かれる方は聞き覚えがあるかと思いますが

「ここ固くなってますね!リンパが詰まってるので流しておきますね!」

で、ゴリゴリほぐして

イタタタタ!

「痛いですよね!それだけリンパが詰まってるんですよ!」

あ、痛いのマシになってきた…

「リンパが流れるようになって痛みが取れたんですね!」

こんな感じの会話(知らんけど笑)

これ痛いのは普通に筋肉です(笑)

あ、皮膚かもしれませんね🤣

一般的にリンパマッサージで集中的に施術をするような部位

  • デコルテ(鎖骨下)
  • 鼠径部
  • 脇の下
  • 膝裏

などには、大きなリンパ節が存在します。

ここが詰まるから全身から流れ込んでくるリンパ液が渋滞する

という旨の説明のようですが、

こう言った大きなリンパ節は体の深いところにあります。

もちろんその周りには筋肉や血管などがありますので、深部まで指を押し込むようにマッサージすると筋肉が痛くて悲鳴を上げるわけです。

もちろんリンパ節にも感覚神経があるので、圧迫によって痛みを感じている可能性もあります。

ちなみに、押しただけでそれだけ痛いのなら

リンパ節炎など炎症を起こしている可能性がありますし、

本当に施術が必要なほどリンパ液が詰まっているのなら

まずは病院で診てもらうことが先決です!

大きな病気が潜んでいるかもしれません!

(怖がらせる意図はないです💦)

3.でも、浮腫みをなんとかしたいねん!

わがります。

足が浮腫むと太くもなるし、何よりなんとも言えないあの怠さが辛いですよね。

手が浮腫むと指が腫れて握ると違和感を覚えるし

顔も浮腫みやすくなります。

じゃあ、マッサージして流しましょう!

↑じゃないんですよ!

まずは、何で浮腫んでるのかを

原因を見つけないと、

マッサージで流したところで

立ち上がったらすぐ足元に落ちてきますよ!(水分が重力で落ちてくる)

原因は?

「何かしらの疾患のない浮腫み」の原因は

簡単に言えば【出せていない】これに尽きます。

例えば、足が浮腫む

これはリンパ管や細胞間に余分な水分が溜まった状態を指します。

余分な水分=出せていない・排泄できていない水分

要は、おしっこでちゃんと外に出せていない場合が多いです。

仕事の関係で中々トイレに行けない

とか色々あると思うんですが、まずは出せるようになることが大事です!

歯磨き粉チューブのキャップを閉めたまま絞っても

出てきませんよね?

まずはキャップを開きましょう!

間違った解決法もあったり…

近年、毎日水を2〜3リットル飲んだら

浮腫み解消!

ダイエット効果!

って有名人が言ってたりするけど、

出せないのにそんなに飲んだら体に溜まる一方やん!

まずは出せる状態を作ってから

出す→入れる(飲む)

の順番を守りましょう。

「そんなことゆーても、ちゃんとトイレ行ってるしー」

と、おっしゃる方が多いですが

そういう方は出したりない状態です。

体に溜まっている水分を出すことができずに

飲んだ分を出す

いわゆる自転車操業状態になってます。

もちろん、水分補給は必須です。

特に夏場は脱水症状になりやすいのでしっかり飲んでください。

でもね、

トイレで排泄できる状態を作ることも忘れないでね

ってことです😊

どうしたらいいの?

ウチに来てくださっている方に対しては

鍼治療で排泄体質を作ることもできますが、

お家で簡単にケアする方法としては

利尿作用のある食べ物を積極的に食べましょう!

夏場のおすすめは枝豆をはじめとした豆類です。

・枝豆

・小豆

・大豆

・なた豆 etc…

食べ物としてもいいですし、

黒豆茶みたいにお茶にするのもオススメです👍

まとめ

体に溜まったリンパ液はそう簡単に流れません。

流れるけど、出ていかなかったら元の場所に戻ります。

まずは下準備として排泄できる体を作りましょう。

イメージは蛇口を緩める感じです(笑)

また、浮腫があまりにも強い時は先に病院を受診してください。

病院で特に疾患が見つからない場合は

安心して鍼治療を受けていただけます😊

浮腫が強く、足が怠かったり冷えてしまう方は一度ご相談ください。

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