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50肩が痛いから手のひらを揉め!
こんにちは!
奈良市の鍼と猫背の専門家
えにし堂鍼灸整骨院の福井です!
肩が痛いのに肩を揉んではいけません
段々肩が上がらなくなる・・・
四十肩・五十肩の可能性が😱
最近では三十肩の患者様も増えています。
私もお年頃なので気をつけないと・・・💦
肩が痛い時って
手が勝手に肩に向かいますよね?
腰が痛かったら腰に
肩が凝ったら肩に
これは自然なことだと思います。
辛い部位を揉んで解決するなら問題ないのですが
四十肩・五十肩や
ギックリ腰、寝違えなどは患部を揉んでも改善しません。
理由の一つに
・その部位が炎症をしているから
ということが挙げられます。
他にも
・その部位が悪くて痛くなったわけではない
・硬くなった筋肉をほぐそうとして余計に硬くなってしまう
などが挙げられます。
なので、基本的に辛い部分をほぐすことはお勧めしていません。
手のひらを揉む理由
掌を揉む理由は2つあります。
①ツボの流れ(経絡)
今回の動画でご紹介したツボは「合谷」という部分なのですが
手のひらというよりも手の甲にあります。
このツボと手の肉球(母子球)を摘んで一緒に解していただくのですが、
合谷は肩の前面の痛みに有効なツボです。
ツボの流れ(経絡)としては人差し指の爪の親指側からスタートし、
前腕の親指側をズーッと肩に向かい
肩関節の前面を通ります。
なので合谷を押すと肩の前面の痛みが和らぐのです!
ベストは指圧したまま腕を運動させることですが、
自分でするのは難しいので
この部位をモミモミしてあげてください。
②筋肉のつながり(筋膜)
次に筋肉のつながり
いわゆる「筋膜リリース」の考え方です。
筋膜とは筋肉を覆っている膜で
一つの筋肉を覆っているだけではなく、
同じ動きをする筋肉を一つの膜で大きく包んでいる
というイメージです。
(同じ動きをする筋肉=例えば、腕を曲げる一連の動きをする筋肉)
なので、肩の前面に繋がる親指の肉球(母子球)をほぐすことで
指から前腕・上腕・肩の筋肉が全体的にほぐれるんです。
頻度と揉む時間
この手のひらマッサージは朝と晩にそれぞれ
50回ずつ上下に揉んでください。
もちろん、時間のあるときはいつでも揉んでいただいて大丈夫です。
ただ、やり過ぎには注意してください。
注意点
四十肩・五十肩はどの部位、どの筋肉が原因か非常にわかりにくです。
また、時間が経つにつれ
痛みから関節の拘縮といって
動かなくなってしまうこともあります。
フローズンショルダー(凍結肩)といって肩関節が凍り付いたかのように固まってしまう現象です。
こうなってしまってはセルフケアでは改善が難しいので
早いうちにしっかりとした治療を受けるようにしましょう!
勿論、鍼灸や整体もオススメです!
(自分、鍼灸整体師ですし😁)